クレジットカード不正利用を防ぐには？
クレジットカードの不正利用によるトラブル・被害が相次いでいる中、クレジットカードを所有者は”自分にはさほど関係がない””自分が被害に遭うはずはない”と考えている方は意外にも多いようです。事件が起こる可能性は低いとはいえ、カードを所持している以上はいつ起こってもおかしくないのですから、事前の予防対策・回避対策をしっかりとしておくことが必要と言えるでしょう。
もしものために・・・
クレジットカードを使った不正利用への対策として、カード盗難保険を利用するのも一つの手です。クレジットカードの殆どには盗難保険が付帯されており、不正利用されたと持ち主が届け出た日から2～3ヶ月遡って使用された金額を補填してもらえる、とてもありがたい保健です。ただしこれはカードの管理について持ち主に非・過失がない場合に限るので、日頃からカードの管理を徹底しておくことが望まれます。
日頃からクレジットカードは簡単に誰でも使えてしまうと言うような意識を持っていなければいけません。なくさないだろうや、誰も勝手に使う事ができないだろうでは不正に利用されてしまったとしても発見が遅れてしまいます。もし自分がどこかにクレジットカードを置き忘れてしまってそのせいで不正利用されてしまったら盗難保険を利用する事ができずに、さらに日頃から緊張感を持っていなければ忘れて今手元にないと言う事に気づかずに利用停止をするのが遅くなってしまいます。遅くなればなるほどそれだけ不正に利用されている金額が上がってしまい、身に覚えのないローンだけがどんどん増えてしまう事になってしまいます。そうならない為にも日頃からクレジットカードの保管や所持する時には緊張感をもって行動をする事が大切なのです。
安易な暗証番号の設定は厳禁
個人情報の管理徹底はクレジットカード所持者にとって当たり前のことです。万が一個人情報が他人に漏れた場合、カードの不正利用や名前を騙った不正契約等で大きな被害を受ける可能性もあります。クレジットカードの契約には氏名・年齢・住所・電話番号といった基本情報意外に、カード使用に必要となる暗証番号が必須になりますが、この暗証番号をすぐに思いつく番号にしてしまう方がまだまだいらっしゃるようです。特に多いのは形態の番号下4桁やカード持ち主の生年月日で、暗証番号を推測するときにまっさきに検索される情報となっています。個人情報ではありますが、多少関係がある間柄であれば生年月日や電話番号の入手は用意であるため、一番防止効果の高い暗証番号となるのは言うまでもありません。そのため、金融機関では極力これら予想が容易な番号を暗証番号とすることを避けるように注意喚起を呼びかけています。
セキュリティ面が強化されたカードにはICチップが埋め込まれたものがあり、カード所持者本人以外知らない暗証番号を設定することで、所持者以外がカードを使用できないようにとの対策が施されています。単にカードを使って名前を記入してもこのICチップによる認証が上手くいかなければカードを使用できないため、クレジットカードを発行するときはこのICチップの有無についても調べておくとチェックしておくといいでしょう。
