クレジットカードの支払い方法
ボーナス併用払い(金利手数料あり)
通常の分割払いにボーナスを組み込みます。こちらは金利手数料がかかります。
分割払い(金利手数料あり)
分割払いとは法的には3回以上の分割払いを指します(2回払いは含みません)。最高36回まで分割回数を指定することができるので、高額商品を購入するのに適しています。ただし、金利がかかります。支払いが長引くほど金利手数料が大きくなるので注意が必要です。
リボ払い(金利手数料あり)
正式名称はリボルビング払いですが、通称リボ払いと呼ばれています。リボ払いは毎月の支払い金額が一定(例えば5000円)の支払い方法です。通常は数回 に分けて支払うことになるので、分割払いの一種と考えることもできます。一括払いでクレジットカードを使ったあとでリボ払いに変更することもできるので、 分割払いを取り扱っていない加盟店でも有効な支払い方法になります。
分割払いとリボ払いの違い
初めに毎月の支払い回数を決めるのが分割払いで、初めに毎月の支払い金額を決めるのがリボ払いです。長期に渡って支払っていくという点ではどちらも大差が ないように見えますが、買い増ししていくと特徴がはっきりと表れます。分割払いの場合は、買い増しするたびに毎月の支払い金額は増えていきます。例えば、 【商品Aの支払い:月々5000円】+追加で【商品Bの支払い:月々6000円】+さらに追加で【商品Cの支払い:月々4000円】=月々1万5000円 といった具合です。一方、リボ払いはどんなにクレジットカードを使っても毎月の支払い金額は変わらないのです。例えば、ある日10万円の買い物をして翌月 さらに20万円の買い物をしても、支払い金額は月々1万円でOKです。その代わりカード利用残高が増えれば増えるほど支払い回数が無限に増えていき、金利 手数料の負担は大きくなっていきます。買い増しするたびに毎月の支払い金額が増えていくのが分割払いで、毎月の支払い回数が増えていくのがリボ払いという わけです。
フレックス払い(場合による)
フレックス払いは、別名あるとき払いとも呼ばれています。基本的にリボ払いと同じく毎月決められた金額を支払っていくのですが、フレックス払いの特色はい つでも追加返済ができることにあります。コンビニATMやネットバンキングを使っていくらでも支払うことができます。ですから資金に余裕がある場合には、 がんがん繰り上げ返済をして金利手数料を少なく抑えることができます。逆に資金に余裕がない月は、決められた最低支払い金額だけ払ってすませることができ ます。また、月々の最低支払い金額は自分のほうで引き上げることができます。例えば最低支払い金額が5000円であれば、これを6000円にも1万円、5 万円、10万円にも自由に設定することができます。フレックス払いのもう1つの特色は、1回で完済してしまえば金利手数料を取られないという点にありま す。最低支払い金額+残りはコンビニ返済で全額返済するのもよし、毎月の支払い金額を増やしてその範囲内でクレジットカードを使っても金利手数料はかかり ません。フレックス払いは、使い方次第で一括払いにもリボ払いにもすることができるというわけです。
※フレックス(flex)とは日本語訳で「融通のきく」という意味です。フレックス払いという名前とその機能がピッタリと合致しますね。